提灯と言えば浅草
提灯のある名所と言えば、おそらくほとんどの方が、浅草の浅草寺を連想するのではないでしょうか。浅草寺の本堂よりも有名かもしれない、雷門です。
浅草寺参道の商店街は、いつもたくさんの人出でにぎわっています。たしか浅草寺には、中学校の修学旅行で来たと思うのですが、あのでっかい提灯以外はほとんど記憶に残っていません。だいたい、一度来たことのあるところってなんとなく周辺の様子を覚えているものですが、全然、昔の記憶は引き出されませんでした。でもなんだか気になって、昔のアルバムを引っ張り出して見てみると、うっすらと記憶がよみがえってきたのです。
雷門にさがっている巨大提灯の底の部分に、龍の彫り物があるって知っていましたか。中学の修学旅行のとき、偶然写真におさめたのですが、絵があると知っていて撮ったわけでなく、これだけ大きいのだから、もしかしたら何かあるのではそう思ってカメラを向けてみたら発見したのです。
浅草寺本堂の天井には、天女やら龍が描かれていました。近頃、寺社を訪ねると必ず天井を見上げることにしていますが、絵が描かれている天井は意外と多いのです。修学旅行での経験が役に立っています。提灯と言えば浅草、浅草といえば修学旅行。なんだかとても懐かしい気持ちになりました。