照明の効果がよくわかる
提灯の明かりの良いところはやはり明かりがぼんやりとしているところでしょう。蛍光灯などは明るいので生活する上ではとても便利ですが残念ながら雰囲気は全くありません。全てをあるがままに映し出してしまいますので、むしろたまに残念なくらいです。ロウソクも幻想的な雰囲気を醸し出してくれますが、何せ風に弱いのですぐに消えてしまいます。エコな観点で言えば良いのですが、あまり利用していません。最近では間接照明を使う人も増えました。普通の電気よりもちょっと暗くなるので生活に置いては結構よいかもしれません。
しかし提灯のような雰囲気をだすことは、やはり近代の電気では出来ない用におもうのです。ロウソクの火だからこそだせる、あの風が吹いたときの様子などは格別です。本当にこれひとつですっかりと雰囲気が変わってしまうのですから、照明の効果というものがよくわかります。
しかしそうは言っても現代では提灯をみるのはお祭りくらいではないでしょうか。神社の入り口にも飾ってありますが、なかなか神社にいく人が少ないように思います。
あとはお盆の時など、家では飾っていました。しかし今は核家族化がすすみ、祖父や祖母と一緒に暮らしている人が減ってきました。なかなかお盆とはいえ、提灯を飾る家も少なくなってきてしまったのではないでしょうか。
